Posted by on 2024年01月11日 in お稽古日記
令和5年11月・12月 お稽古日記

随分とまた遅れた投稿となりましたこと、大変失礼致しております。
令和5年も無事に一年を終えることができました。
随所に皆様のお力添えを頂いたこと多く、有難く心より御礼申し上げます。

11月は炉開き茶事でスタートしました。簡素な、しかしめでたい懐石に一碗のお茶で、今年も無事に炉を開けることができた喜びを分かち合いました。儀斎さんの土の炉壇には、オレンジ色に燃える炭の香りが広がりました。釜は満足したようにその上に座り、やがて湯気をたたえながらその暖かな空気で茶室を包み込みました。

その後の稽古は貴人点や且坐、貴人清次花月など、炉の基本からスタート。居舞が変わる中、風炉との違いを確認しながら行いました。ことに毎回行う初炭と後炭では、炭の大きさや本数が変わり、じっくり確認しながら勉強してゆきました。

12月は荘物や長板総かざり、唐物、入子点など、点前の習得をしっかり行いました。一つ一つの点前にはそれぞれに意味があり、どのような時に行い、どのような道具の取り合わせがあって、どのように行うのが好ましいか、何に注意が必要か、深い部分の学習が必要です。単に点前の手順だけで終わってしまうのは勿体ないですし、興味深いことがたくさんありますので、学ぶことの面白さを感じて頂けたならば嬉しく思います。最後の週は、員茶をしてからのお食事会。1年間の思い出を語り合える、楽しいひと時でした。

既に新たな年が始まっております。各曜日の初釜もスタートし、良き一年の幕開けです。

本年も宜しくお願い申し上げます。

令和6年1月10日 畑中香名子